ソファー・椅子修理（張替え）BLOG

本日はカッシーナ-CABチェアーの補修をご紹介させて頂きます。

CABチェアーは肘置きのある413やラウンジタイプの414など多くの種類があります。

今回ご紹介させて頂くのは最もシンプルな412タイプです。

上質ななめし革を使用し、経年変化を楽しめるアイテムとなっております。ただ、上質でデリケートな為、どうしても細かな傷やシミが目立ってしまうことも事実です。特にナチュラルカラーではその傾向が強くなっております。

では施工前後写真を御覧下さい↓

 

【Before/After】

いかがでしょうか?

 

ナチュラルカラーを再現しての染め直しも可能となっておりますが、今回はお客様のご要望でブラックへのカラーチェンジ施工を行いました。

革研究所のリカラー施工は単純な着色だけではありません。

大まかに分けるだけでも①全体クリーニング②下地散布(スレ傷の再生施工)③着色(1kobaからお色を作成致します)④コーティング(ツヤ調整含む)⑤オイル仕上げ、以上の5工程となっております。各作業の中にもアイテムの状態によって細かなパターンがございます。

 

早い段階でのクリーニングやコーティング、オイル仕上げでお持ちのアイテムをより良い状態に保つことも長持ちさせる上で効果的でございます。新品購入時など、目立つ傷や色あせなどが発生していない段階でもケア方法など分からないことがあればご相談お願い致します。

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