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2023.06.09
目次
●日本でソファが使われるようになったきっかけ
日本において西洋風の建築が広まり始めた明治時代、時を同じくして上流階級の家庭や公共施設で、少しずつソファが普及していきます。
一般の家庭でもだんだんと使われるようになったのは戦後のことのようです。
日本においては実はそれほど昔のことではなかったんですね。
ソファはこうして日本へ広まっていき、当時のものがアンティークやヴィンテージとして流通しています。
ソファの起源は中東にあり
中東には広大な砂漠地帯が広がっていて、主な移動の手段は過酷な乾燥環境でも対応できるラクダに乗ってのものでした。
そのラクダで砂漠を渡る時に、身体の負担を軽減できるように使用した敷物「セッティ」がソファの起源といわれています。
どちらかというと今で言うクッションのようなものですね。
この「セッティ」は、その後時代の流れとともにラクダに乗る時以外にも普段の人々の暮らしの中でも使われるようになっていきます。
「セッティ」は今でも用いられています。
ちなみに現在ソファには様々な呼称があります。
・カウチ(couch)-フランス語でベッドを指す
・カナペ(canape)-「背もたれ」「肘掛け」「クッションのある座面」で構成される椅子
・セッティ(settee)-2人以上腰掛けられる、背もたれと肘掛けのあるソファ
・チェスターフィールド(chesterfield)-イギリスの家具会社の名前
16世紀フランスで現在のソファの祖先となる肘掛付きの長椅子が登場しました。
座面と背面と肘掛部分に詰め物をされたソファは、会話に楽しむのに快適に過ごせる家具として適しているため、宮殿や邸宅などのサロンを中心に広まりました。
当時のソファはより四角く、椅子同様の贅沢な木枠に華やかな柄の革張りでした。
こうした贅沢なルイ13世様式の家具は、より質素なルイ14世様式に置き換わってゆき、その後のルイ15世様式のソファはそれまでのソファに比べると小さくて軽いデザインが流行しました。
ルイ16世様式の家具は、落ち着いた家具の形に華やかな装飾で彩られることが特徴的でした。
フランス革命後の帝政様式(アンピール様式)では、ローマ帝国や古代エジプトを思わせる異国的な装飾がさらに目立つようになり、ソファはより簡素で、紫や緋色の渦巻き模様で飾られた木製のものが目立ち、より弾力性を増すようになりました。
1920年代~30年代にかけてはアール・デコ様式がソファにも導入され、より四角い形状のものも現れ、一方ではモダニズム様式も家具デザインに導入されソファの形状や構造は多様性を増していきました。
実は…
どっちも正解です。
正式にこっちじゃなきゃいけない!っていう決まりはないんです。
ソファと一言で言っても格安なものでは1万円を切り、高級ブランドでは数百万円のものも存在します。
使われている素材やサイズ感が違うことによって値段に差が生まれるのはもちろん、ブランドやデザインなども値段に大きく影響してきます。
このように、正直なところソファの相場を出すことは非常に難しいです。
あえて、相場を出すとするならば、2~30万円前後と言えるでしょう。
よくインテリアショップで見かけるソファもこの辺りが多いのではないでしょうか。
格安のソファは、使われている素材についても安価なものが使用されているので、機能性や耐久性では期待ができず、劣化も早い傾向にあります。
一方、高級ブランドやデザイナーズソファなどは、質の良い素材を使っていますが、ブランド料やデザイン料なども含まれた価格設定になっています。
ソファは外側から見えない部分が多いため、コストカットの際にはその部分から手を付けていくことが多いです。
クッションの中材である羽毛やウレタン、躯体の木工部分やバネ材やテープの質などです。
当然良いものを使っている場合は、値段も上がってきますが座り心地も良いはずです。
相場の範囲の価格であっても、必ず座って確かめて、自分に合ったものを購入することをおすすめします。
ソファ自体にかける費用は十人十色だと思われます。
こだわりを持ってソファを選ばれる方もいれば、インテリアの一部としてソファを購入される方、子供がいるからソファにこだわりたいけれど汚れが気になるなど、様々な事情、環境などがあるからです。
特にこだわりはないけれどソファのある生活がどのようなものか試してみたい方や、小さな子供がいてゆくゆくは買い換える予定の方などは、2~15万円くらいのソファで検討してみてはいかがでしょうか。
逆にこだわりがある方や、長く使いたい方などは、30~40万以上の高額なソファを検討してみてもよいかもしれません。
長く使う場合はメンテナンスのことも気になります。
カバーリング仕様であれば替えカバーを購入できたり、量販店で購入するよりもメーカー直営店などで購入した方が修理についても直接相談に乗ってくれるなど、長い目で見た場合にはよいかもしれませんね。
「お、ねだん以上。」で有名なニトリ。TVCMでもよく見かけますし、店舗数も豊富なので、私たちに馴染みのあるブランドですね。ニトリのソファは、お部屋に合わせて、デザインや、素材、サイズ、カラー、全てにおいてバランスよく展開しており、価格もお手頃です。ソファ以外の家具や生活雑貨も取り揃えているため、低価格でお部屋のトータルコーディネートができることも魅力の1つです。
カリモク家具といえば、日本最大級の老舗家具メーカーとして知られています。
木工所として創業した当初から、優れた職人がおり、彼らが培ってきた確かな技術を継承しながら、現在も家具作りが行われています。
作りの良さと、デザイン性の高さが魅力的です。
カラーが決められてあるレギュラー品のみではなく、対象モデルはあらかじめ設定してあるものの中から生地や木部色などを選ぶことができ、インテリアにあったカラーでオーダーすることが可能です。
最後に、高級ソファの中でも特におすすめなソファ専門店TRES(トレス)のソファ
TRESは国内トップクラスのソファを製造販売することを目的として創業しました。
創業以来、ソファづくりを熟知した専門のデザイナーが全商品のデザインを担当しており、企画デザインから製造出荷に至るまでの全工程を石川県にある自社工場で行っています。
イタリアの高級ブランドと変わらない造りのものを、お客様のご要望に合わせて、規定の物以外のデザイン、サイズ、座り心地など、全てフルオーダーで製作することができます。
選べる生地も豊富で、イタリア直輸入の生地は160種600色と他社を圧倒しています。
そもそも安いソファーと高級ソファーって何が違うのかよく分からない人も多いのではないでしょうか。
一見どちらも同じに見えますよね。ですが、安いソファーと高級ソファーにはそれぞれ以下のメリットとデメリットがあります。
安いソファーは価格が安いこと、コスパが良いことが大きなメリットです。
一方、安いソファーは耐久性が低く、へたりやすいものが多いという点がデメリットです。
安くてもあまり質が良くないソファーだと買い替える頻度が増えて、人によってはコスパが悪いと感じてしまうかもしれません。
予算内で高品質なソファーを選ぶのが一番です。
高級ソファーは座り心地が良いこと、耐久性が高いことが大きなメリットです。
高級ソファーは素材選びや設計にこだわっているので、安いソファーと比べて座り心地が抜群でへたりにくくなっています。
ただ、高級ソファーは当然価格が高いので手が出しにくいのがデメリットと言えるでしょう。
①生地を剥がす
まずは張り替えるソファーの生地をはがします。大量のタッカーで固定されているので工具を使ってタッカーを抜いてから生地をはがします。
②はがした生地から型取りをする
はがした生地をもとに新しく張り替えする生地の形をとっていきます。 生地にパイピングを入れて縫っていきます。
③新しい生地をつける
型取りした新しい生地をタッカーを使ってとめていきます。 ソファーは丸みを帯びているのでしっかりと引っ張りながらタッカーでとめていく必要があります。
①交換用のウレタンスポンジを準備する
必要なサイズのウレタンを購入します。座り心地のことを考えて2種類のウレタンをスポンジボンドで張り合わせたりすることも可能です。
②ソファーのウレタンの入れ替え
カバーを外してウレタンを入れ替えます。
ソファーの修理には専門の技術が必要です。座面を取りはずせるタイプのウレタン交換ぐらいですと、ご自身でのソファー修理も可能かと思います。しかし破れたソファーや傷ついたソファーの張り替えは、型取りしたり、パイピングしたりと専門的な知識が必要となります。自信の無い方はソファー修理専門業者に依頼することをおすすめします。
ブランドソファー(カリモク・アクタス・大塚家具・カッシーナ他)の修理実績多数。
経験豊富な職人が一点一点丁寧に修理いたします。
長年培った技術で思い出の詰まった大切なソファーを蘇らせます。
ご相談・お見積りは無料ですので、お気軽にお問合せ下さい。
【修理対応エリア】
大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県
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ソファー全般(レザー、ファブリック等)
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